馬肉は低カロリーで鉄分たっぷり 夏前ダイエットに効く?!
今年はウマ〜な馬焼きに注目!

2008年8月20日

羊の次は馬が来る? 馬の肉を焼いて楽しむ“馬焼き”がブーム。馬肉は低カロリーで高たんぱく、Lカルニチンが豊富で、女性に必要な鉄分、カルシウムもたっぷり。夏前のダイエット&体づくりの心強い味方になりそうだ。

「馬ん家(ばんかー)」で楽しめる焼き肉用の馬肉。左から、あばら骨のすき間にある細身の「ヒモ」、馬独特の脂身が赤身を挟んだ肉「フタエゴ」、刺身などに多用される「霜降り」、さっぱりした味わいの「赤身」。

 さくら肉とも呼ばれる、鮮やかな赤色の馬肉。これを焼いて食べる“馬焼き”が人気だ。

 馬肉の魅力は、なんといっても、良質のたんぱく質を含みながら、脂肪分が少ないところ。また、頻繁に食べる豚肉や牛肉の赤身に比べて、カロリーが低い。脂が落ちる焼き肉なら、ほかの調理法に比べて摂取カロリーを抑えられる。

 また、「馬肉にはLカルニチンも多く含まれている」と実践女子大学生活科学部の田島眞教授。Lカルニチンは血中の遊離脂肪酸を筋肉に運び、脂肪燃焼を促すアミノ酸。馬肉には、羊肉(ラム)よりも多く含まれていて、次なるダイエット食材の有望株だ。

 しかも、女性に不足しがちなミネラル、鉄分とカルシウムも多い。赤血球の造成にかかわるビタミンB12も含まれるため、貧血ぎみの人にもお薦めだ。

「においや癖が苦手」という人もご安心を。馬肉には獣肉の特有のにおいや強い癖はない。そしておいしい! 「ぎとぎとした脂っぽさがなく、胃にもたれない。試合前日のプロゴルファーが食べに来ることも」と「馬ん家」のオーナー、山下精昭さん。

 夏直前の体づくりとダイエットにうれしいこと尽くしの“馬焼き”。一度体験してみて!

SHOP LIST “馬焼き”が楽しめる店が続々オープン!

馬焼肉 馬ん家(ばんかー)
東京都渋谷区/TEL:03-6661-0429/営業時間 17:30〜23:30(L.O.23:00)/定休日:日祝
オーナーの出身地、熊本から直送された馬肉を焼いて楽しむ。馬ホルモンなどの珍しい部位や、馬刺しや焼酎のメニューも豊富。

天丹&馬え田
東京都渋谷区/TEL:03-3770-1702/営業時間:18:00〜24:00/定休日:日
熊本直送の馬肉を阿蘇の溶岩で焼いた「馬溶岩焼 上桜盛り」(2人前、3500円)などが人気。福岡市に系列店がある。

銀座こじま屋
東京都中央区/TEL:03-3569-2911/営業時間:17:30〜24:00/定休日:日祝
01年にいち早く都内に出店した老舗。「ヒモ」と呼ぶ肋骨(ろっこつ)の間の肉の「馬焼き(特選ヒモ肉)」1人前1890円。

馬喰ろう
東京都渋谷区/TEL:03-5459-8348/営業時間:18:00〜24:00(土〜23:30)/定休日:日祝
焼き物で「桜肉のハラミ炙り焼(750円)、「馬タン塩焼き」(900円)のほか、馬肉の揚げ物や煮込み、タタキなどもそろう。

馬焼肉 たけし
東京都渋谷区/TEL:03-5423-0429/営業時間:18:00〜翌1:00(金〜翌2:00)/定休日:無休
馬焼きセット(1680円)のほか、馬タンやレバー、たてがみの皮下にある脂の多い肉「タテガミ」の刺身といったメニューも。


取材・文/熊介子(編集部) 写真/辻牧子


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